前回に引き続き今回の人材紹介業界関係者におすすめする書籍は、「ライフ・シフト」です。
■タイトル LIFE SHIFT(ライフ・シフト)―100年時代の人生戦略 |
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■著者 リンダ・グラットン (著),アンドリュー・スコット(著), 池村 千秋 (翻訳) |
発売から4年弱、コロナ禍により、良くも悪くもいよいよ私達のワークシフトが急速に進み、The Future of Work(未来の働き方)が新しい日常(ニューノーマル)へ変わりつつあります。
リモートワーク、多様な雇用形態、副業・複業から様々なインターネットツールによる業務の劇的な効率化…。本来であれば数年かけて受け入れる新しい働き方が、このほんの2ヶ月程度で急速に浸透しています。
前回紹介したアフターコロナの働き方のヒントをくれる『ワーク・シフト』の著者であるリンダ・グラットン女史が経済学の権威であるアンドリュー・スコット氏と2016年に書き上げた本書は、発売当時からベストセラーとなり、発売から4年弱を経てもまだ書店での販売ランキング上位に入るほど人気の書籍ですので、読まれた方も多数いらっしゃるかと思います。
このブログの運営会社であるgrooves(グルーヴス)でも、この書籍発売イベントを支援させていただき、当社代表も登壇している関係もあり、とても想い入れの強い書籍です。
ライフ・シフト発売記念「100年時代の人生戦略」イベントの詳細はこちら。
原書の作品名は、THE 100 YEAR LIFEであり、いわゆる日本の「100年寿命時代」というキーワードの源泉にもなった本書ですが、実際リンダ・グラットン女史は、2017年に安倍政権の人生100年時代構想会議のアドバイザーにも就任されています。
書籍の内容に関しては、下記の当社代表の記事にゆずるとして、改めて私達人材紹介に携わる「人のキャリアのプロフェッショナル」として、求職者のキャリア相談、時には人生相談にアドバイスする際は、中期的長期的視点が必要になる時代となっている中、とても学びの多い1冊です。
もし、この書籍を読まれた方で自分の「ライフ・シフトレベル」を測定したい方がいらっしゃれば、ぜひ一度海外サイトの診断テスト(無料)がおすすめです。
Introduction to the 100-Year Life from Hot Spots Movement on Vimeo.
まとめ
本当に私達のワークスタイルを取り巻く環境は激変していますね。自宅での作業がメインになり、外出、外遊、外食が無くなり、自宅で過ごす時間が増えてくると、「本当に必要なもの(Essential)は何なのか?」を考えさせれることがよくあるかと思います。そのような時代に、どのような転職がその方にとって大切か、未来につながるか、を共に考え、時には著者リンダ・グラットン女史がいう、「無形資産である信頼や友情、正義」の大切さを伝えながら不義理や、筋が通らない転職活動に一石を投じるのも我々の大切な仕事の一つだと考えています。100年寿命時代に、何をを大切にしていくのか?それををもう一度見直すためにもとても参考になる1冊です!
また、当社ではブログの他にも最新の人材紹介の業界動向や、非公開情報をご説明するオンラインセミナーも開催しております。ご興味がある方は、ぜひお気軽にセミナーにお越しください!
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