本記事は、求人獲得後の推薦→面接→内定までを主に転職者側へどのようにサポートするかを説明いたします。
求人獲得ポイントについて、テレアポから商談までのポイントは下記の記事をご覧ください。
推薦のポイント
求人企業へ求職者を推薦するには、履歴書・職務経歴書・人材紹介会社からの推薦文(推薦コメント)が必要です。職務経歴書は、履歴書と異なり自由形式なので、転職者や人材紹介会社により内容の質が大きく変わります。とても良い経験をされた転職者の方でも、職務経歴書の内容が不十分になっていることはよくあります。そこは転職のプロであるコンサルタントが改善してあげましょう。
職務経歴書のポイント例
- 書式、体裁が整っている。
- 誤字脱字がない。西暦表記が正しい。
- A4で2枚から3枚までに収める。
- 数字を使って成果が書いてある
人材紹介会社からの推薦コメント
求人に関連ある候補者のプラス面は推薦コメントで要約して採用企業にプッシュし、反対に履歴書・職務経歴書だけではマイナスになりそうな箇所はカバーしてあげましょう。例えば、離職期間があり正当な理由がある場合は履歴書だけでは分からないので、推薦コメントで問題ないことを採用企業に伝えます。必須条件が一部不足している場合は、〇〇の経験があるので入社後にすぐにキャッチアップできそうなど、書類では読み取れないところを補いましょう。
推薦コメントの内容
- 推薦文(経歴のまとめ)
- 転職理由
- 現職年収、希望年収
- (あれば)マイナスのカバー
▼書類の整え方などは資料ライブラリにまとめているのでぜひご覧ください▼
面接のポイント
面接前に求職者と面接対策をすることをお勧めします。理由は二つあり、面接の質を上げることと、求職者との関係性構築です。
面接力の向上
面接対策ではその答え方はNGなど、おそらく想像しているより多く、候補者の回答を改善するポイントがあると思います。例えば、自己紹介だけで5分以上話す、転職理由がマイナスのことだけ話す、職務内容や成果がまとめられていない、最後の質問を用意していない等、求職者は面接に慣れていないので、コンサルタントとして改善するように働きかけましょう。
面接対策ですることは、模擬面接で30分ほど質問をして、その後候補者の方に回答の良し悪しのフィードバックをします。
信頼関係の構築
より候補者のことを理解でき、応募企業に合格するためにサポートすることで、次のクロージングに繋がりやすくなります。
面接終了後は、面接の印象を候補者の方に確認しましょう。
確認する内容は、
- よかった点、不安な点
- 意欲。他社選考がある場合は他社と比較しての優先順位
- 改めて希望年収とオファーを受ける最低金額の確認
▼面接対策については資料ライブラリに詳しくまとめているのでぜひご覧ください▼
クロージングのポイント
クロージングは重要なポイントの一つですが、全て終わってから動き出すものでは決してありません。これまでの選考過程で信頼関係を築き、応募企業の魅力をしっかり伝え、オファーがでた瞬間に「この会社にいきます」と候補者に言って頂くのが理想です。ただ、転職は候補者の方にとって重要な選択です。迷われている場合、具体的に年収、勤務地、会社文化なのか、問題をしっかりヒアリングしましょう。内容によっては、採用企業と一緒に解決するような動きもあります。
まとめ
推薦から内定承諾まで、求職者の方と接するポイントはいくつもあります。その都度、候補者の方が悩んでいること、考えていることをヒアリングし、コンサルタントとして解決に繋がる気づきを提供していくことで、信頼関係が築けていけます。
候補者の方に、あなたが職務経歴書を丁寧に添削してくれたから、面接対策を一緒にやってくれたから、面接後のフィードバックをしっかりしてくれたから、あなただから今回の転職が成功したと言って頂けるのは、コンサルタント冥利に尽きます。
求職者が内定を勝ち取るためには、エージェントのサポートが必須となります。限りあるリソースの中で最大限求職者をサポートするために、求人企業の開拓工数削減で、求人データベースの活用をしてみてもよいかと思います。
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